フィールドワークのご案内 |
本研究所は、人権啓発事業の一環として、長崎A・B、島原、大村、西彼、平戸の全6コースのフィールドワークを実施しています。
迫害された人たちの歴史と史跡を訪ねながら人権について考えていきます。人権啓発の取り組みの一助としてご利用下さい。コース、予算等はご相談に応じます。
お申し込みは、下記のEメールまたは電話・FAXでお願いします。
■参加費用
全コースとも10名まで15,000円、10名以上は一人につき1,500円です。
■配付資料
各コースのガイドブック
■参加申込書(6コース共通)
下記の3ファイルの中からダウンロードしてお使い下さい。
Wordファイル PDFファイル 一太郎ファイル
※申し込みは、Eメール。
Eメール:nhrri1979@iaa.itkeeper.ne.jp
または電話・FAXで
TEL:095(847)8690 FAX:095(847)8696
|
|
各コースのガイドブックの表紙 |
※表紙をクリックすると、各コースのガイドブック(PDFファイル)をご覧になれます。コースの検討、事前学習等にご利用下さい。 |
 |
 |
 |
naga-A.pdf(21,385KB) |
naga-B.pdf(18,519KB) |
seihi.pdf(16,120KB) |
 |
 |
 |
shimabara.pdf(12,575KB) |
omura.pdf(15,092KB) |
hirado.pdf(17,629KB) |
|
各コースの概要 |
■Aコース「長崎の部落史を歩く」 |
ねらい |
長崎の部落が移転する跡をたどり,人々の生活や,歴史的な意味,その役割に思いをめぐらす。 |
コース |
崇福寺 ⇒ 大音寺・晧台寺 ⇒ 鹿解川 ⇒ 眼鏡橋 ⇒ サン・フランシスコ教会跡 ⇒ サント・ドミンゴ教会跡(資料館) ⇒ 長崎会所跡 ⇒
筑後町通り ⇒ 26聖人殉教地(西坂公園) ⇒ 西坂小学校周辺 ⇒ 中馬込小学校跡 ⇒ 聖徳寺 ⇒ 浦上青年会館跡 ⇒ 涙痕の碑(−銭座集会所) |
所要時間 |
3時間30分(約4.3km) |
|
■Bコース「原爆と部落とキリシタン」 |
ねらい |
江戸時代の部落とキリシタン、近代以降の両者の歩み、原爆の惨禍等、歩きながら体験する。 |
コース |
平和公園 ⇒ 聖フランシスコザベリオ堂跡 ⇒永井隆記念館 ⇒浦上天主堂 ⇒ 爆心地公園(松山町) ⇒ 山王神社 ⇒ 坂本町国際墓地 ⇒ 真宗青年教会跡
⇒ 浦上町原爆犠牲者慰霊塔 |
所要時間 |
約3時間(約2.9km) |
|
■A・B2コースのリーフレット「NAGASAKIじんけん歴史散歩」(PDFファイル)を作成しました。両面印刷して、事前学習等にご利用下さい。 |
|
■西彼半島コース
「西彼半島をフィールドワークする−遠藤周作・井上光晴の文学を訪ねて−」
五島灘を望む外海筋、江戸時代の中頃開拓農民として数千人の潜伏キリシタンが五島に渡りました。出津には、ドロ神父の記念館、枯松神社は江戸時代キリスト教信仰の象徴でもあります。「沈黙」の遠藤周作文学館。池島・崎戸は炭坑の島。井上光晴が架空の炭坑を舞台に「地の群」で差別を告発します。泊まりを入れれば、長崎開港の歴史を彩る横瀬浦にも足を伸ばせます。 |
■コース
JR浦上駅前⇒樫山⇒枯松神社⇒黒崎永田湿地自然公園⇒遠藤周作文学館(有料)⇒ド・ロ神父記念館⇒中浦ジュリアン記念碑⇒大瀬戸歴史民俗資料館⇒大島大橋⇒崎戸歴史民俗資料館(井上光晴文学室)(有料)⇒崎戸炭坑跡⇒JR浦上駅
■所要時間:1日(車)
※10名以上の貸切車輌有団体限定 |
|
|
■島原コース
「島原半島をフィールドワークする」
江戸時代初頭キリシタン王国であった島原、多くのキリシタン史跡と「島原の子守唄」が奏でる「からゆきさん」の舞台を訪れます。口之津は、江戸時代初頭貿易港として開かれていました。明治になって今度は石炭の輸出港として活況を呈しました。島原の乱の舞台となった原城、数多くのキリシタン墓碑、そして被差別民の歴史も語られます。橘湾・天草を望みながら、島原半島を一周します。 |
■コース
JR諫早駅⇒国見鍋島陣屋跡⇒島原城⇒今村処刑場跡⇒理性院太子堂⇒雲仙岳災害記念館⇒セミナリヨ跡(車中)⇒キリシタン史跡公園(車中)⇒吉利支丹墓碑⇒日野江城跡(車中)⇒原城⇒口之津歴史民俗資料館(からゆきさんコーナー・与論館)⇒加津佐コレジヨ・セミナリヨ跡⇒愛野首塚⇒JR諫早駅
■所用時間:1日(車)
※10名以上の貸切車輌有団体限定 |
|
|
■大村コース
「大村湾沿岸をフィールドワークする−キリスト教受難と戦争の遺構を訪ねて」
日本のキリシタン史は大村を抜きに語ることはできません。日本最初のキリシタン大名大村純忠義は、領国をキリスト教王国にし、長崎を教会領として開港しました。キリシタン禁制後そうであるがゆえに迫害は熾烈を極めました。放虎原殉教地には、郡崩れの殉教碑がある。大村小学校の裏手には石井筆子の碑が建てられている。日本の障害児教育の先駆者である。トンネル工場跡、鈴田牢跡も見ておきたい。 |
■コース
JR大村駅前⇒天正少年使節(長崎空港入口)⇒放虎原殉教地⇒本経寺⇒石井筆子の碑(大村小学校)⇒針尾山トンネル工場跡⇒鈴田牢跡⇒JR大村駅前
■所要時間:半日(車)
※10名以上の貸切車輌有団体限定 |
|
|
|
■平戸コース
「平戸・田平・生月−れきし再見」
長崎の町が作られたのは、1570年。長崎は外国との貿易港として開港されました。日本で最初にヨーロッパ諸国との貿易が行われたのは、平戸です。キリシタンの歴史をたどりながら、長崎開港の意味を考えます。 |
|
 |
 |
 |